フランシスコ・リンドーア:Francisco Lindor

 

フランシスコ・リンドーア(Francisco Lindor)は、メジャーリーグベースボール(MLB)で活躍するプエルトリコ出身のプロ野球選手です。

1993年11月14日にプエルトリコのカグアスで生まれ、現在はニューヨーク・メッツのショートストップとして知られています。

「ミスター・スマイル」という愛称で親しまれ、その明るい性格と卓越したプレーでファンから愛されています。

この記事では、リンドーアのキャリアを振り返り、彼がどのようにしてMLBのトップ選手へと成長したのかを詳しくご紹介します。

幼少期とプロへの第一歩

リンドーアが野球を始めたのは幼少期です。

プエルトリコで育ち、12歳の時に家族と共にフロリダへ移住しました。

この移住は、より高いレベルの競技環境で野球を学ぶためでした。

フロリダのモントバード・アカデミーに進学し、高校時代には卓越した才能を発揮します。

2011年にはMLBドラフトでクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)から1巡目(全体8位)で指名され、290万ドルの契約金でプロ入りしました。

フロリダ州立大学への進学という選択肢もありましたが、彼はプロの道を選びました。

この決断が、彼の輝かしいキャリアの第一歩となりました。

マイナーリーグでの成長

プロ入り後、リンドーアは2011年にショートシーズンA級のマホニングバレー・スクラッパーズでデビューし、5試合に出場します。

翌2012年にはA級レイクカウンティ・キャプテンズで122試合に出場し、打率.257を記録。

2013年にはA+級キャロライナ・マッドキャッツとAA級アクロン・エアロズでプレーし、打率.303をマークします。

2014年にはAAA級コロンバス・クリッパーズに昇格し、打率.276を記録。

守備でも高い評価を受け、ベースボール・アメリカからインディアンスのトッププロスペクトに選ばれました。

2012年から2014年まで3年連続でオールスター・フューチャーズゲームに出場し、将来のスターとしての期待が高まりました。

 

 

MLBデビューとクリーブランドでの成功

リンドーアは2015年6月14日にデトロイト・タイガース戦でMLBデビューを果たします。

21歳でのデビューシーズンは99試合に出場し、打率.313、12本塁打、51打点を記録。新人王投票で2位に輝きました。

 

 

2016年はさらなる飛躍の年となり、158試合で打率.301、15本塁打、78打点を記録し、インディアンスをワールドシリーズ進出に導きます。

この年、彼は初のオールスター選出とゴールドグラブ賞を受賞し、プエルトリコ出身のショートストップとして初の快挙を達成しました。

 

 

 

2017年には打率.273、33本塁打、89打点を記録し、シルバースラッガー賞を初受賞。

ポストシーズンではヤンキースとの地区シリーズでグランドスラムを放ち、史上3人目のショートストップによる快挙を成し遂げました。

 

 

2018年と2019年も連続でオールスターに選出され、それぞれ打率.277と.284を記録。

クリーブランド時代は6年間で4度のオールスター選出、2度のゴールドグラブ賞、2度のシルバースラッガー賞を獲得し、チームのリーダーとして活躍しました。

しかし、2020年はコロナ禍で短縮されたシーズンとなり、打率.258とやや苦戦します。

ニューヨーク・メッツへの移籍と新章

2021年1月、リンドーアはカルロス・カラスコと共にニューヨーク・メッツへトレードされました。

同年3月には10年総額3億4100万ドルの大型契約を結び、メッツの顔となります。

しかし、初年度は打率.230、20本塁打と期待を下回る成績で、ファンからのブーイングも経験しました。

それでも2022年は復調し、打率.270、26本塁打、107打点を記録。

 

 

チームをポストシーズンに導き、信頼を取り戻します。

2023年は打率.254、31本塁打、31盗塁でキャリアハイの盗塁数を記録し、オールMLBセカンドチームに選出されました。

 

 

2024年はリンドーアにとってキャリア最高のシーズンとなります。

152試合で打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁を記録し、チームをナショナルリーグ優勝決定シリーズまで導きました。

 

 

ポストシーズンでの活躍が評価され、MVP投票で2位に輝きます。

この年、4度目のシルバースラッガー賞と3年連続のオールMLBセカンドチーム選出を果たし、メッツでの地位を不動のものとしました。

国際舞台での活躍

リンドーアは国際大会でも輝きを放っています。

2017年のワールドベースボールクラシック(WBC)ではプエルトリコ代表として出場し、プールDのMVPに選ばれました。

2023年のWBCでは打率.450を記録。

ドミニカ共和国戦ではインサイドパークホームランを放ち、チームを準々決勝進出に導きました。

国際舞台でのリーダーシップも彼の評価を高めています。

 

 

現在の地位と未来への展望

2025年現在、リンドーアは31歳でキャリアの全盛期にあります。

メッツでの4年間で、通算打率.258、110本塁打、104盗塁を記録し、攻守両面でチームを支えています。

通算成績は11年間で打率.274、248本塁打、185盗塁(2024年終了時点)。

 

 

今後はメッツをワールドシリーズ制覇に導くことが大きな目標です。

また、通算300本塁打や200盗塁といったマイルストーンも視野に入っており、殿堂入り候補としての期待も高まっています。

まとめ

フランシスコ・リンドーアは、プエルトリコからフロリダ、そしてMLBの頂点へと駆け上がった選手です。

クリーブランドでの成功、メッツでの試練と復活、そして国際舞台での輝き。

彼のキャリアは努力と才能の結晶です。

ファンに笑顔を届け、ピッチで歴史を刻むリンドーアの未来に、これからも注目したいですね。

 

参照:MLB.com

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