ヘラルド・ペルドモは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属するドミニカ共和国出身の遊撃手です。
守備でチームを支える堅実なプレーが持ち味でしたが、2025年には長打力と選球眼を大きく開花させ、球団史上に残る成績で一気にリーグを代表する遊撃手の一人に躍り出ました。
両打ちのバッターで、チームメートやコーチ陣からは「守備のクオーターバック」と評されています。
国際FA契約からメジャーデビューまで
ペルドモは2016年7月、ダイヤモンドバックスと国際アマチュアフリーエージェント契約を結び、契約金7万ドルでプロ入りしました。
マイナー各級では守備力の高さで評価を上げ、2020年11月にルール5ドラフトから保護するため40人枠に登録されると、2021年4月、故障したニック・アーメドの代役として21歳でメジャーデビューを果たしています。
苦しんだデビュー初期と守備での存在感
デビュー当初は打撃面で苦しみ、規定打席に届かない出場が続きましたが、堅実な守備でチームに欠かせない存在になっていきました。
2022年にはメジャー最多タイとなる犠打12を記録し、同年6月には自身初となる満塁本塁打も放っています。
派手さはないものの、着実に出塁率や選球眼を伸ばしていった時期でした。
2023年初のオールスターとワールドシリーズ進出
2023年、ペルドモは故障したダンズビー・スワンソンの代替として7月にナ・リーグの選手として初めてオールスター戦に選出されました。
この年は打率2割4分6厘ながら自己最多となる本塁打6本、盗塁16を記録し、遊撃手としてリーグ最高クラスの守備率を残しています。
ポストシーズンではダイヤモンドバックスが2001年以来のワールドシリーズ進出を果たす過程で堅実な守備を披露しましたが、テキサス・レンジャーズとの世界一決定戦では敗退しました。
2024年膝の負傷からの復帰
2024年4月、ペルドモは右膝の半月板を損傷し、手術のため約2カ月間の離脱を余儀なくされました。
復帰後は打率2割7分3厘という自己ベストの打率を残しましたが、出場は98試合にとどまっています。
この年のオフにはナ・リーグMVP投票で7位に入り、選手としてだけでなくクラブハウスのリーダーとしても評価が高まっていきました。
2025年大型延長契約とMVP級のブレイクシーズン
2025年2月、ペルドモはダイヤモンドバックスと4年4500万ドルの契約延長にサインしました。
すると迎えたシーズンでは打率2割9分、自己最多となる20本塁打、球団の遊撃手史上初となる100打点、27盗塁を記録し、打撃バリューを示す指標のbWARはリーグトップの7.0に達しています。
この活躍によりナ・リーグのシルバースラッガー賞を遊撃手として初めて受賞し、MVP投票でも4位に入りました。
故障によりMLB昇格の機会をうかがっていたジョーダン・ローラーとの競争を制し、名実ともにチームの正遊撃手としての地位を固めたシーズンとなりました。
WBC2026ドミニカ代表として初参加
2025年の活躍が評価され、ペルドモは2026年の第6回ワールド・ベースボール・クラシックで初めてドミニカ共和国代表に選出されました。
アルバート・プホルス監督率いるチームで正遊撃手を任されると、プールラウンドでベネズエラを破って首位通過し、準々決勝では韓国を10対0のコールドで下して準決勝に進出しています。
準決勝ではアメリカ代表に1対2で惜敗し、決勝進出は逃しましたが、この結果によりドミニカ共和国は2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得しました。
プロフィール
| 生年月日 | 1999年10月22日 26歳 |
|---|---|
| 身長 | 188cm |
| 体重 | 92kg |
| 国籍 | ドミニカ共和国 |
| 投打 | 右投両打 |
| ポジション | 遊撃手 |





















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