コロラド・ロッキーズの菅野智之投手が4月5日(現地時間)、クアーズ・フィールドで行われたフィラデルフィア・フィリーズとのホームゲーム第3戦に先発し、6回を投げて被安打4、1失点、5奪三振という安定した内容で移籍後の初勝利を手にしました。
チームも4対1で快勝し、スイープ(3連敗)を回避しています。
この日の快投が際立つのは、その舞台の特殊性があるからです。
標高約1600メートルに位置するクアーズ・フィールドは「投手の墓場」とも称されるほど打者有利な球場として知られており、打球がよく飛び、変化球の曲がりも小さくなりやすい環境です。
そうした悪条件のなかで、強力打線を誇るフィリーズを相手に1失点でまとめた点は、高く評価されるべき内容といえます。
シリーズを振り返ると、初戦は1対10、第2戦も1対2と打ち込まれており、チームは2連敗を喫していました。
スイープ阻止のかかった第3戦でマウンドに上がった菅野は、先発の責任を果たす78球でゲームを作り切りました。
奪三振5、与四球1というコントロールの安定感も、エース格としての貫禄を感じさせるものでした。
打線の援護も光りました。ミッキー・モニアックが2本塁打2打点、TJ・ラムフィールドも本塁打を放つなど、初回に3点を奪う先制攻撃でチームに勢いをもたらしています。
菅野はそのリードを丁寧に守り抜き、勝ち投手の権利を確実にしました。
日本では巨人のエースとして長くチームを牽引してきた菅野にとって、今季のロッキーズへの移籍は新たな挑戦の場となっています。
険しい環境での初白星は、シーズン序盤のチームにとって精神的な支柱となるでしょう。
「連敗ストッパー」として見せた頼もしい姿は、今後への期待感を十分に高めるものでした。





















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