2026年3月26日(日本時間27日)、米ウィスコンシン州ミルウォーキー。
シカゴ・ホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手が、メジャーリーグという新舞台に初めて立ちました。
「6番・一塁」でスタメンに名を連ねたデビュー戦。
最終的に2打数1安打1本塁打1打点2四球という数字を刻み、鮮烈な印象を残しています。
試合の流れは決して穏やかなものではありませんでした。
ブルワーズの先発、160キロ超の速球を武器とする23歳の剛腕ミジオロウスキーに対し、最初の2打席はじっくりと球を見極めて連続四球を選択。
7回の第3打席では鋭い打球を飛ばしながらも、一塁手の好守に阻まれて悔しい結果に終わりました。
勝負の場面は9回でした。スコアは1対14と試合の趨勢はすでに決していましたが、そんな状況にあっても村上選手は集中力を緩めませんでした。
ブルワーズ5番手の右腕ウッドフォードが投じた真ん中のカットボールを完璧に捉えると、打球は角度31度のライナーで右翼ポール際へ一直線。
打球速度103マイル(約166キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)という数値が、打球の質の高さを物語っています。
日本人選手がメジャーデビュー戦でアーチを架けるのは、松井稼頭央、福留孝介、筒香嘉智に続く4人目の快挙です。
ヤクルト時代の8年間で通算246本塁打を積み重ね、2022年には日本人最多となるシーズン56本塁打で三冠王に輝いた村上選手。
どんな場面でも長打を放てる能力こそが彼の真骨頂であり、今回の一打はそれをメジャーの舞台で早くも証明したものといえるでしょう。
「村神様」と呼ばれた男は今、大リーグという新たなフィールドでもその存在感を示し始めています。
長いシーズンの幕はまだ開いたばかりです。





















コメント