柳田悠岐:福岡ソフトバンクホークス

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福岡ソフトバンクホークスの主軸として、長年にわたり日本球界の最前線を走り続けてきた柳田悠岐投手。

その並外れた飛距離と「フルスイング」を代名詞とするプレースタイルは、ファンの記憶に数多くの伝説を刻んできました。

2026年現在、プロ16年目の春季キャンプを迎えている柳田選手は、今まさに大きな岐路に立っています。

史上最高峰の打者と称される彼の、栄光と苦闘に満ちたこれまでのキャリアを詳しく振り返ります。

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「トリプルスリー」達成と球界最高打者への飛躍

広島経済大学から2010年ドラフト2位でソフトバンクに入団した柳田選手のキャリアが真の輝きを放ち始めたのは、2014年頃のことでした。

同年にベストナインとゴールデングラブ賞を初受賞すると、翌2015年には日本プロ野球史に残る金字塔を打ち立てます。

打率.363、34本塁打、32盗塁を記録し、史上初となる「首位打者でのトリプルスリー」を達成。

 

 

この圧倒的なパフォーマンスによりパ・リーグ最優秀選手(MVP)にも選出され、名実ともに日本を代表するスラッガーとしての地位を確立しました。

彼の「バットを折ってもスタンドへ運ぶ」規格外のパワーは、それまでのプロ野球の常識を覆すものでした。

安定した支配力と2度目のMVP

2010年代後半から2020年代初頭にかけて、柳田選手は安定して高い出塁率と長打率を維持し続けました。

2018年には2度目の首位打者に輝き、2020年にはコロナ禍による短縮シーズンの中でも119試合で打率.342をマーク。

自身2度目となるMVPを受賞し、福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝、そして日本一に大きく貢献しました。

 

 

2023年には通算1500安打と250本塁打を達成。

長年、チームの顔として四番や三番を任され、数多くのベストナインにも選出されてきました。

彼が打席に立つだけでスタジアムの空気が変わる、そんな絶対的な存在感を持つ打者へと登り詰めました。

故障との戦い:2024年と2025年の苦境

しかし、2024年シーズンから、鉄人と呼ばれた柳田選手も度重なる怪我に苦しむこととなります。

2024年5月末、試合中の走塁で右太もも裏の肉離れ(右半膜様筋損傷)を発症。

全治数ヶ月の重傷となり、シーズンを棒に振る形となりました。

 

 

復活を期した2025年も、さらなる不運が彼を襲いました。

右けい骨の骨挫傷により、1軍での出場はわずか20試合にとどまりました。

打率.288、4本塁打と、彼自身の基準からすれば納得のいかない数字に終わり、オフの契約更改では1億円の大幅減額という厳しい評価を受けることになりました。

2019年末に結んだ「7年契約」が残り少なくなっていく中で、ベテランとしての意地と肉体のコンディションとの間で激しく葛藤する日々が続いています。

7年契約の最終年と新たな「1番打者」への挑戦

2026年シーズン、柳田選手は37歳でプロ16年目のマウンドならぬ打席に向かっています。

この年は、2019年から続く異例の長期契約の「最終年」でもあります。

大分県での自主トレを公開した際、柳田選手は自身のキャリアについて「(契約満了で引退という)当初のプランを撤回し、体が動く限り現役を続けたい」という強い意欲を明かしました。

 

 

若手選手と共に汗を流し、今シーズンは「開幕1番」への返り咲きにも意欲を見せています。

通算300本塁打まであと32本に迫っており、この記録達成が復活の試金石となるでしょう。

まとめ

柳田悠岐という打者は、常に私たちの想像を超える一打を見せてくれました。

トリプルスリーという絶頂期から、怪我に泣かされた近年の苦境まで、そのキャリアはまさにドラマの連続です。

2026年、背水の陣で挑む「ギータ」が、再びあのフルスイングでスタンドを沸かせる姿を、多くのファンが待ち望んでいます。

契約最終年という重圧を力に変え、再び「頂点」を目指す彼の戦いは、まだ終わっていません。

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FinePlay

高校野球、プロ野球選手、プロ野球チーム、練習方法を中心に情報発信するサイト運営者。 長年野球を見続けてきた経験をもとに、選手やチームの魅力、練習の考え方を分かりやすく伝えています。

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