ガナー・ヘンダーソンは、ボルティモア・オリオールズに所属するアメリカ出身の遊撃手です。
長身から放たれる長打力と俊敏な守備を兼ね備えた左打者で、2023年に新人王を獲得すると、わずか数年でアメリカン・リーグを代表する遊撃手の一人に成長しました。
ドラフト2巡目からトップ・プロスペクトへ
ヘンダーソンは2019年のMLBドラフトでオリオールズから2巡目全体42位指名を受け、契約金230万ドルでプロ入りしました。
新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが中止となった2020年を挟みながらも、各級を駆け上がり、2022年にはトリプルAノーフォークでサイクルヒットを達成するなど評価を高めていきます。
同年8月31日、21歳でメジャーデビューを果たしました。
2023年:新人王獲得
2023年、ヘンダーソンは打率2割5分5厘、28本塁打、82打点という成績を残し、遊撃手と三塁手をこなしながらチームのアメリカン・リーグ東地区優勝に貢献しました。
この活躍によりシルバースラッガー賞と、満場一致でのア・リーグ新人王を受賞しています。
ポストシーズンではテキサス・レンジャーズとの地区シリーズでチーム最高の打撃内容を見せましたが、オリオールズは3連敗でシリーズを落としました。
2024年:初のオールスターとMVP投票4位
2024年は打率2割8分1厘、自己最多の37本塁打、92打点を記録し、初めてオールスターに選出されました。
ア・リーグMVP投票でも4位に入り、球団では2015年のマニー・マチャド以来となる高評価となっています。
チームはワイルドカードでの進出を果たしましたが、ポストシーズンはカンザスシティ・ロイヤルズに敗れて短期間で終わりました。
2025年:故障に苦しんだシーズン
2025年はオープン戦終盤に負った右脇腹の肉離れで開幕を欠場し、復帰後も違和感を抱えたままプレーを続けました。
本人が後に明かしたところによると、シーズンの大半にわたり肩のインピンジメント症候群を患っており、スイングにも影響が出ていたといいます。
最終的には打率2割7分4厘、17本塁打、盗塁は自己最多の30に終わり、前年から本塁打とOPSを大きく落とすシーズンとなりました。
2026年:健康を取り戻しての巻き返し
オフに肩の状態を万全に整えたヘンダーソンは、2026年開幕から本塁打を量産し、4月末までに二桁本塁打を記録してメジャー史上最年少の記録を樹立しました。
3月から4月の月間ではリーグトップタイの本塁打数を残して月間最優秀選手にも選ばれています。
この勢いを買われてア・リーグの遊撃手部門で先発オールスターに選出され、ホームランダービーにも初出場を果たしました。
一方でシーズン中盤にかけては打率が低迷する場面もあり、長打力と安定した打率の両立が今後の課題となっています。
プロフィール
| 生年月日 | 2001年6月29日 25歳 |
|---|---|
| 身長 | 190cm |
| 体重 | 104kg |
| 国籍 | アメリカ合衆国 |
| 投打 | 右投左打 |
| ポジション | 遊撃手 |





















コメント