◆MLB レギュラーシーズン
アストロズ11-0アスレチックス
4月4日・サター・ヘルス・パーク
苦い初登板から、わずか1週間。
今井達也選手が新天地での真価を存分に示しました。
ヒューストン・アストロズの今井達也投手(27)が4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦に先発登板。
毎回の9三振を奪うなど6回途中3安打無失点の好投を披露し、待望のメジャー初勝利を手にしました。
3月29日のメジャー初登板は、エンゼルス戦で2回2/3を投じ、3安打4四球4失点という厳しい内容。
74球のうちストライクはわずか36球と制球難に苦しみ、持ち味を発揮しきれないまま降板していました。
それだけに、2度目の先発はある種の正念場でもありました。
この日の今井は最初から落ち着いていました。
初回は先頭打者に安打を許したものの、3番・ソダーストロムを三振併殺に退けて無失点でスタート。
2回は6番・バトラーを約154キロの直球で空振り三振に仕留めるなど3者凡退とし、安定した滑り出しを見せました。
3回は2死一、二塁のピンチを招き、開幕から5本塁打と好調のランガリアーズを打席に迎える場面もありましたが、自慢のスライダーで空振り三振に仕留めてみせました。
ここぞの場面での変化球の切れは、まさにNPBで磨き上げてきた武器そのものでした。
大量リードとなった3回以降も強弱をつけた直球と変化球を駆使してアスレチックス打線を翻弄。
6回は2死まで順調に取り、最終的に94球で5回2/3を投げ切り、3安打無失点・9奪三振・3四球という内容で降板しました。
マウンドを下りる際にはファンから拍手が送られました。
打線もアルテューベの先制適時打を皮切りに18安打11得点の猛攻で応援し、今井は2試合目にして初白星をつかみました。
150キロ超の速球と鋭いスライダーを武器に先発ローテの一角を担うべく海を渡った今井。
3年5400万ドルという大型契約、そして投球回数に応じたインセンティブまで盛り込まれた異例の条件は、球団が彼の奪三振能力に絶大な信頼を置いている証拠でもあります。
初登板の乱調を1週間で修正し、毎回三振を積み上げてみせた今井の適応力は、メジャーの舞台でも十分に通用することを証明しました。
ビッグリーグの打者たちを手玉に取る日は、すでに始まっています。















コメント